三谷幸喜作品と本の虫★あんのよしなしごと

大河ドラマ「真田丸」をはじめ、三谷幸喜さんの作品の感想、芥川賞受賞作品を中心とした本の感想、音楽やハンドメイド関連などをつづったブログです。

大河ドラマ 真田丸 第7回 感想:がんばれ、信繁くん

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失敗続きの信繁

滝川一益の人質として拘束されている、信繁の祖母(ばば様)。ばば様を救いに行った信繁だが、逆に捕らえられてしまった。

前回、姉の松を助けに行ったものの救い出せなかったことに続き、信繁は重ねての失敗。落ち込む信繁。

ドラマ的にはとかく主人公はヒーロー的に扱われがちかもしれませんが、この信繁は現時点では決してヒーローではなく、未熟な少年。ここからの成長ぶりを楽しめそうです。

 

信幸と信繁は二つで一つ!

父・昌幸は、長男・信幸を「勘で動くことは決してしないから失敗しない、だが真面目過ぎて面白くない」、次男・信繁を「勘で動くから失敗する。だが、面白い。面白くないと人は動かない」とそれぞれの長所と短所を挙げ、「二人は二人で一つだ」と言います。

今後も父のこの言葉に従って兄弟の絆も描かれていくことでしょうが、今回は岩櫃城を任された信幸はいっぱいいっぱいで、傷心の弟の心をいやすことはできませんでしたね^^;


そして出ました、昌幸の二枚舌!

上杉には北条には決してつかぬと言った舌の根の乾かぬ内に上杉に対して北条につくための調略を仕掛ける昌幸。


昌幸は滝川一益を裏切って沼田と岩櫃を奪ったものの、滝川一益は沼田も岩櫃も素直に真田に返すつもりだったという一件からしても、「信頼」という言葉から最も遠いところにいるような昌幸の行動は、実はとても危ういものであるということが徐々に浮き彫りになってきました。

上杉への調略という大役を任された信繁ですが、これまでのように素直に父の考えを面白がっていることもなさそうです。

小諸城での信繁は三谷節全開!

ばば様が滝川一益の一行として小諸城に入った。小諸城には滝川一益の兵と小諸城の兵が入り混じっている。

そこで信繁は、すれ違った小諸城の兵には「自分は滝川の家来である。人質の検分をするため、人質の居場所を教えてほしい」と言って人質の場所を教えてもらう。

一方、人質の部屋を見張っていた滝川の兵には、「自分は小諸城の兵である。人質の見張りを代わるので、一時休んでほしい」と申し出る。

そしてうまくばば様の部屋に入ることができた信繁だが、その場に先ほどすれ違った小諸城の兵と、部屋を見張っていた滝川の兵がやってきてしまった。

小諸城の兵からみた信繁は滝川の兵。滝川の兵から見た信繁は小諸城の兵。会話を何とか成立させようと頑張る信繁のシチュエーションは、三谷さんのシチュエーションコメディ『君となら』や『バッド・ニュース★グッド・タイミング』のような、三谷節全開でした。

 


その他

  • きりは、誰が見ても鬱陶しい・・・けど、三十郎はきりが好き?
  • いつも情報が入ってくるのが遅い滝川一益は切ない
  • 清須会議に間に合わなかった滝川一益。あれ、大泉洋さん、岩櫃にいたままでよかったの?(三谷さん映画「清須会議」で大泉洋さんが秀吉を演じていたので、つい錯覚)