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三谷幸喜作品と本の虫★あんのよしなしごと

大河ドラマ「真田丸」をはじめ、三谷幸喜さんの作品の感想、芥川賞受賞作品を中心とした本の感想、音楽やハンドメイド関連などをつづったブログです。

大河ドラマ 真田丸 10回「妙手」 感想:信幸・信繁兄弟が頼もしくなってきた

三谷幸喜 映画・テレビ 真田丸

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家康と堂々と対峙した信幸、かっこよかった

信幸が本多忠勝に斬りかかられた時に信繁がとっさに兄を守った身のこなしは、前回稽古していた成果!?

上杉に単身乗り込み、戦芝居を打つよう依頼する信繁の「誠」

上杉を裏切った真田を許すはずもない上杉。

直江兼続は、その場で信繁を斬り捨てようとしますが上杉景勝は単身乗り込んできた信繁の言い分を聞いてくれます。

景勝の心のくすぐり方をよくわかっている信繁ですね。
そして景勝も、「"上杉が真田を破り、次は北条を攻めに行く"という噂を流すことで、北条を沼田攻めから退かせる」という信繁の策に、信繁という人物のキラリと光るものを見出したのでしょう。

人が良い景勝に内心ヤレヤレと思っているだろうに、「猿芝居」と言いながら真面目に戦芝居をしてくれた兼続もいいですね。


全てを知っている俯瞰的目線のナレーションがちょっと気になる

今回はナレーションの内容がちょっと気になりました。

それは本多忠勝のようなタイプが一番苦手という信幸が、後々義理の父親になることを「この時の信幸は知る由もない」とナレーションが入ったシーン。これまでこういった、後々のことまで全てを知っている"俯瞰的"目線でのナレーションはなかったので、少々驚きました。

というのも、これまでこの物語は登場人物と同じ目線、つまり「明日どうなるかわからない、先が読めない」という目線で描かれていて、それこそが視聴者を物語の時代に入り込ませる臨場感を生み出しているように思っていたから。

確かに、全てを知っている者の目線が入ることで「そのシーン」と「その後」や「真実」とのギャップでそのシーンの悲劇性が増したりする効果もあると思うのですが、
この『真田丸』に関しては、あえてそういう手法を用いないところが面白いなと思っていたんですよね。。

今回はラストにも、信繁とうめが幸せそうにしている様子のバックで「真田家に忍び寄る危機を、信繁はまだ、知らない」というナレーションも。

誠に勝手ながら、NHK木曜時代劇『ちかえもん』の、「てな陳腐な言い回しは、わしのプライドが許さんのである」という声が脳内再生されてしまった次第です。。。


◆その他

・ややこ!って、早っ
・本多正信、怖い・・・
・今回は昌幸は目立たず。でも次回は昌幸暗殺計画か。