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三谷幸喜作品と本の虫★あんのよしなしごと

大河ドラマ「真田丸」をはじめ、三谷幸喜さんの作品の感想、芥川賞受賞作品を中心とした本の感想、音楽やハンドメイド関連などをつづったブログです。

大河ドラマ 真田丸 14回「大坂」 感想:源次郎、新たなステージへ

三谷幸喜 映画・テレビ 真田丸

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前回の梅ちゃんの行動について

前回の感想で、梅ちゃんの行動が腑に落ちないと書きましたが、ブログやTwitter等でいろいろな方の見解を読んで、こういう見方があったのかと興味深かったです。

例えば、こちらのブログ。

hansu-aid.xyz


確かにこの少年の登場は不自然だなと思ったのですが、こういう解釈があるとは。


また、「駆引」の回で梅ちゃんが源次郎に語った言葉。

 

春日信達の一件以来、父・昌幸のことを素直に尊敬できなくなってしまった信繁。 なぜ父はあんなことをしたのか、理解できず悩む信繁を救ったのはうめちゃんでした。 「戦で大事なのは人の命をできる限り損なわないようにすること。お父上はそれをわかってらっしゃるのではないですか?」 大事な人々の命を守るために策を練るのだ、自分はそういう侍になればよいと自分のなすべきことを理解した信繁。

大河ドラマ 真田丸 第9回「駆引」 感想:信繁の目覚め - 三谷幸喜作品と本の虫★あんのよしなしごと

 源次郎はこの言葉で納得し、その後実践していくのですが、「最小限の犠牲」となった人も誰かの大切な人であるということを、梅ちゃんから身をもって教えられてしまったといえますね。


上杉景勝の無念

梅を失って戻ってきた源次郎に慰めの言葉をかける景勝。
しかしすぐに表情が暗くなる源次郎に対して景勝が次にかける言葉がなくなってしまった様子を見てとった直江兼続が、すかさず戦での働きを褒めるフォロー。
兼続も源次郎のことを可愛がっていることがわかって微笑ましいです。

・・・ということはいいとして、

秀吉から上洛を促され、「ええかっこしい」でただ挨拶に行くという景勝ですが、実情は秀吉の家臣になるしかない状況。

しかも、すぐに大坂に行かせてももらえず、石田三成にゆるゆるとさせられ、大坂に入っても一度面会をドタキャンされる。

言葉もないほど屈辱を味わっている様子の景勝に心が痛みます。
代わりに淡々と受け答えをしている兼続も、内心さぞや・・・。

そして景勝は源次郎に「自分のようになるな、義を通せ」と、上杉の「義の心」を託し、屈辱に耐える決意をします。

源次郎は、父・昌幸からは策の重要性=戦術を学び、景勝からは、義=哲学を学んだ、ということでしょうか。


色々な謎が・・・

源次郎の叔父・信伊は、家康の家臣・石川数正をそそのかし、石川数正を秀吉側に出奔させました。そして自らは、家康の家臣となりました。
信伊の真意はどこにあったのでしょうか。石川数正を出奔させ、徳川の目を秀吉に向けさせることで真田攻めを中断させようとしたというのはありそうですが、自らが家康の家臣となることまで考えていたのでしょうか。。。

また、石田三成はかたくなに源次郎を蚊帳の外に置き、秀吉に会わせないようにしましたがそれは何故でしょうか。茶々の言う通りだとすると、秀吉は源次郎に会いたがっていたようですがそれはそれで、なぜ源次郎に会いたがっているのかも謎です。

これは、次回明らかになるのかもしれません。

世の中の中心が秀吉のいる大坂であることが描かれ、源次郎もその大坂にやってきました。

一方、父・昌幸や兄・信幸は信濃にとどまっています。時代の最先端を体感する源次郎と信濃にいる父や兄とでは、きっと考え方も変わってきそうです。


何はともあれ、懐かしい「新選組!」キャストの共演が嬉しい

石田三成の山本耕史さんと、源次郎の堺雅人さんが同じ画面で会話していると、2004年大河ドラマ「新選組!」での土方歳三(山本さん)、山南敬助(堺さん)を思い出します。ちょっとふてぶてしい土方と、物腰が柔らかい山南。
今回も、ちょっとふてぶてしい三成と、物腰が柔らかい源次郎。

そして、源さん(小林隆さん)まで!

試衛館メンバーが揃っていると、やはりにやけてしまいます。