三谷幸喜作品と本の虫★あんのよしなしごと

大河ドラマ「真田丸」をはじめ、三谷幸喜さんの作品の感想、芥川賞受賞作品を中心とした本の感想、音楽やハンドメイド関連などをつづったブログです。

大河ドラマ 真田丸 24回「滅亡」 感想:ついに戦国時代が終わった

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憑き物が落ちたような北条氏政

源次郎の決死で冷静な説得と、戦況を知った氏政は、ついに降伏を決断。
(というか、他の城はほとんど落ちたことは、知らなかったのかしら)

その後の氏政は、白塗りの化粧も落として憑き物が落ちたようで、すっきりと、そしてこれまでで一番凛々しく格好良く見えました。。

徳川、上杉、真田の説得

死ぬつもりでいる氏政に、生き延びよと説得する家康、景勝、昌幸。

これまでしのぎを削って戦ってきた彼ら。これまで、ドラマの中で彼らの間で起こった出来事を思い返し、そしてその彼らが一堂に会して穏やかに話をしている奇跡のような光景に、涙がこみ上げてきました。

皆、秀吉に心までささげたわけではない。でも、今はじっと我慢するとき。
いつかまた敵になり味方になり、華々しい戦ができるかもしれない。
そんな時のために、氏政という人物は必要。

戦友としての情けももちろんあるけれど、秀吉になかなか下らなかったというだけで失うには惜しい人物という思いが、家康、景勝、昌幸にあるのではないかと思いました。


そして説得もむなしく切腹した氏政。最後に、いつもと異なり食べたい分だけ汁をかけるのではなく、一気に汁をかけ、すする姿がとても印象的でした。

それにしても、氏政説得の場に控えていた本多正信、直江兼続、源次郎の、それぞれ主君との絆を感じさせる会話が楽しかったですね。
兼続が「お館様が妙な約束などしていないか心配」と言っていて、景勝が戻ってきて兼続な何も言っていないのに「何も約束していない」と言った時、その以心伝心ぶりにうれしくなりました。

伊達政宗

秀吉に忠誠を示すべく宴席を設けた伊達政宗。秀吉をおだてるようにずんだ餅をつき、笑顔でもてなす正宗に、家康も昌幸も、小物ぶりにがっかりした様子。

けれども政宗だって悔しかった。

戦国のど真ん中の時代なら、もっと暴れられたのに。
これから力を発揮しようかという年になって、戦国の世は終わってしまった。

戦をしたかったという政宗ですが、同い年の源次郎はそうは思わないと答えました。
これが後の伏線になるのでしょうか。

三成、昌幸門下に!?

三成は、小田原城が開城しても忍城を落とせません。
三成の真意は、犠牲者を少なくするためでした。

それを知った昌幸は、三成の嫌いな卑怯な手を使って敵の戦意を失わせ、城を2日で開城させると提案します。

それは、氏政の無傷の兜を城内に持ち込み、氏政は命惜しさに味方を裏切って秀吉に降伏したという噂を流すというもの。

打つ手がない三成は昌幸に任せたところ、見事に2日で開城させました。さすが表裏比興の昌幸。

三成は、卑怯は好かぬといいながらも、戦の何たるかを教えてほしいと昌幸に乞います。

プライドが高そうな三成なのに、この素直さがとてもステキでした。昌幸もまんざらでもなさそうで、これこそ、関ケ原を巡る伏線になっていそうです。


お義兄さん

北条の家臣になっていたお義兄さん。まつ姉さんが生きているとしって大喜び。
無事に上田に戻ってきてください・・・