読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

三谷幸喜作品と本の虫★あんのよしなしごと

大河ドラマ「真田丸」をはじめ、三谷幸喜さんの作品の感想、芥川賞受賞作品を中心とした本の感想、音楽やハンドメイド関連などをつづったブログです。

大河ドラマ 真田丸 47話「反撃」 感想:破壊された真田丸

三谷幸喜 映画・テレビ 真田丸

f:id:annoysns:20161127211118j:plain

信繁最大のミス!?

この和睦交渉での信繁の最大のミスは、徳川が「秀頼を大坂城に残した上で、真田丸の破壊と堀の埋め立てること」を望んでいると見抜けなかったことでしょう。

これは、織田有楽斎の「徳川は茶々を人質で要求するか、秀頼が大坂城を出ることを要求するだろう」という誘導に引っかかってしまったためであると言えるのでしょうけれど。

この誘導によって、豊臣方の頭の中は「茶々を人質に出したくない、秀頼は大坂城を出ないで済むように、あるいはせめて西国への国替でおさめたい」ということで一杯になってしまいました。

使者を立てた交渉にしようと有楽斎が言い出した時、使者を立てての交渉自体を止めるべきでもありました。豊臣方で使者になれる人物は、あまりにも頼りないことが分かっていたはずなのに。

ただ、信繁は徳川に阿茶の局という、ある意味家康以上のやり手である女性がいることを知らなかったのは悲運でしたね(ああ、その場にきりちゃんが発言権のある人物としていたならば・・・)。

全ては結果論なのですが・・・。

結局は、大蔵卿局が実質的な使者となってしまい(豊臣方最悪の人選)、徳川の思い通りに真田丸は破壊され、堀は埋め立てられることになりました。

しかもその条件は和睦書状になく、口頭で交わされただけとは・・・

その条件を知った息子である大野治長に「豊臣を潰すおつもりか!!」と怒鳴られた大蔵卿局が「(自分の判断は)豊臣のためじゃ!」と言い返すところ、大蔵卿の局だって
自分なりに一生懸命行動したんだと思うと愚かなトップの哀愁を感じますが、部下のやるせなさを想うと本当に心が痛みます。

よく言った、作兵衛!

昌幸のことを「武田に忠義を尽くした人物。武田の所領を取り戻すため、卑怯者と言われても手段を択ばず戦ったのだ」、そして信繁のことを「そんな安房守の息子らしく、豊臣への忠義を尽くす男だ」と、信繁に不信感を抱きはじめた牢人たちに力強く言う作兵衛。

よく言った!

「真田丸」という物語を端的に表す言葉だったように思います。

義のために

豊臣方は和睦交渉で敗れて大坂城を丸裸にされ、もはや勝ち目はなくなりました。

「望みを捨てぬ者だけに道は開ける」

この状況では、なんとも哀しい言葉です。

お兄ちゃんのオチ

お通さん、、、プロの癒し屋さんだったのですね・・・