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三谷幸喜作品と本の虫★あんのよしなしごと

大河ドラマ「真田丸」をはじめ、三谷幸喜さんの作品の感想、芥川賞受賞作品を中心とした本の感想、音楽やハンドメイド関連などをつづったブログです。

【読書感想】『一汁一菜でよいという提案』土井善晴

書籍・雑誌

 

一汁一菜でよいという提案

一汁一菜でよいという提案

 

 

毎日の献立を考えるのが面倒、仕事をして疲れて帰ってきてから食事の支度をするのがしんどい・・・

でも毎日「ご飯と具だくさんの味噌汁」だけでよいとしたら?

一汁一菜とは、ご飯を中心とした汁と菜(おかず)。その原点を「ご飯、味噌汁、漬物」とする食事の型です。
ご飯は日本人の主食です。汁は、伝統的な日本の発酵食品の味噌を溶いた味噌汁。その具には、身近な野菜や油揚げ、豆腐などをたくさん入れられます。 

 

ハレの料理に対するケの料理。それが日常の食事。

日常の食事はとびきりおいしいものである必要もない。おいしくないときがあっていい。

ご飯と具だくさんの味噌汁。
これだけで毎日に必要な栄養は充分摂ることができます。基本となる食事のスタイルを持てば、暮らしに秩序が生まれます。

毎日作る基本は、具だくさんの味噌汁だけ。しかも、ありあわせの野菜やらなにやらを入れればよい。素材から味が出るので、出汁さえも必要ない。

毎日の食事を作るということの心のハードルが一気に下がり、これならできそう、という気になります。

そして一汁一菜の背景である和食文化や、一汁一菜でも味わえる季節の楽しみ、器の楽しみなど、読み進めていくうちに肩の力が抜け、気持ちが整い、穏やかになりました。

 

一汁一菜、はじめたいと思います。