あんのよしなしごと

三谷幸喜さんの作品の感想、本の感想、映像作品や音楽の感想などをつづったブログです。

【芥川賞】「パーク・ライフ」 吉田修一

 

パーク・ライフ (文春文庫)

パーク・ライフ (文春文庫)

 

 

第127回(2002年)芥川賞受賞作品。 ★

以下感想です。

乾いている。けれど日常の生活を表面で切り取ると、そんなものなのかも知れないと思った。ドラマチックなことなど何も起こらない。ささいなことの繰り返し。

ただ、あまりにも淡々としたまま終わってしまったことに、生意気を言うと、少し拍子抜けしてしまった感がありました。好みの問題だと思いますが。
この乾燥感は、時代性なのでしょうか。芥川賞らしさなのでしょうか。