監督・脚本:三谷幸喜。
劇場公開時には観にいけなかったので、DVDで観ました。
'06/1公開ということで、お正月映画として楽しい作品でした。
豪華な大勢の役者さん達がところ狭しと動き回る画面の華やかなこと。
ストーリーや三谷コメディの緻密さを味わうというより、ともかくこの出演陣の豪華さを楽しむ映画と思いました。
'06/1公開ということで、お正月映画として楽しい作品でした。
豪華な大勢の役者さん達がところ狭しと動き回る画面の華やかなこと。
ストーリーや三谷コメディの緻密さを味わうというより、ともかくこの出演陣の豪華さを楽しむ映画と思いました。
またあちこちにちりばめられている、これまでの三谷作品のネタを探す楽しみもありますね。私は「新選組!」の近藤&芹沢、芹沢&新見のショットが嬉しかったです。
ただ本作は2時間という時間の経過をそのままリアルタイムで描いているとのことでしたが、その制約が果たして映画の中で活きていたのかなと少し思ってしまいました。
けれども、「あと○分でカウントダウンパーティが始まってしまう!」といった切迫した状況から生まれる笑いというのもあったはずですが(その例が「ラヂオの時間」でしょう)、その緊迫感とこの映画の「とにかく豪華」という性質とが相容れなかったために、あえてシチュエーションコメディ的な緊迫感をなくしたのかなとは思いました。
けれども、「あと○分でカウントダウンパーティが始まってしまう!」といった切迫した状況から生まれる笑いというのもあったはずですが(その例が「ラヂオの時間」でしょう)、その緊迫感とこの映画の「とにかく豪華」という性質とが相容れなかったために、あえてシチュエーションコメディ的な緊迫感をなくしたのかなとは思いました。
やはり、より万人に受け入れられるものにする必要がある映画と、やや観る人が限られる舞台とでは、三谷さんがやろうとすることは違うのでしょうか。それなら三谷さん、舞台をもっとやってください!