2009年12月9日 いずみホールにて。
アンサンブル・ベルリンは、ベルリンフィルのメンバーによる室内楽グループです。編成は、ヴァイオリン2、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ファゴット、オーボエ。
【演奏曲目】
奥行きを感じる温かい演奏がとてもよかったです。(ガシガシとしたパワープレイはあんまり好きではないので・・・)心地よすぎてうとうとしかけましたが[E:coldsweats01]
私などが言うのもおこがましすぎますが、個人個人のレベルがとても高くて、そしてアンサンブルもはまってて、素晴らしかったです。
実はお客さんの入りが良くなくて、座席中腹ブロックがなぜか綺麗にすっぽり空っぽという状態だったので、わざわざベルリンから大阪に来ていただいたのに申し訳ないという気持ちだったのですが、熱演していただけて、嬉しかったです。時間が経つにつれて、会場が一体になる感じがありました。
特に、オーボエが大活躍だったのですが、オーボエ奏者のクリストフ・ ハルトマンさんがとてもお茶目な感じな方で、アンコールで笑顔で手を振る姿に、「かわいい」という声も(40歳過ぎてらっしゃるようですが)。他のメンバーの方も手を振ってくださって、アットホームな雰囲気でした。
いずみホールには初めて行きましたが、室内楽にぴったりのこじんまりとした上品なホールで、個人的にかなり好きなコンサートホールでした。
オーケストラに比べれば地味な印象のある室内楽ですが、ぜひまた行きたいと思いました。