国立西洋美術館で開催されている、
日本・スイス国交樹立150周年記念 フェルディナント・ホドラー展
を観てきました。
ホドラーという名前を聞いたことがなかったのですが、スイスを代表する画家ということで後学のために・・・と思ったのがきっかけです。
まず惹かれたのは初期の風景画。妙に立体的に見えます。
それが円熟期になると、近くで見ると決して緻密とは言えない粗かったりぼんやりした風景が、遠くー10m以上離れてーから見ると大迫力。近くで見るときとまるで印象が変わります。
踊る女性の姿も力強い。様々なポーズをとった女性が並んでいる作品は、一人一人は静止しているのに全体で見ると動きを感じます。
ホドラーが「リズム」を表現しようとし、前衛的な現代の舞踏に連なっていったというのもわかる気がしました。
今まで見たこととのない、絵画を超える表現を見た気がして面白かったです。
◆日本・スイス国交樹立150周年記念 フェルディナント・ホドラー展
国立西洋美術館
会期:2014年10月7日(火)~2015年1月12日(月・祝)
※詳細情報・最新情報は下記、国立西洋美術館のサイトをご覧ください
http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2014hodler.html
兵庫県立美術館 企画展示室
会期:2015年1月24日(土)~4月5日(日)
展覧会特設ページ
http://hodler.jp/index.html