あんのよしなしごと

三谷幸喜さんの作品の感想、本の感想、映像作品や音楽の感想などをつづったブログです。

人形劇 シャーロックホームズ 第15回 青いシロクマの冒険~「三破風館」より~

【あらすじ】赤毛のウィルソンが拾った「青いシロクマ」のぬいぐるみ。 このぬいぐるみを必死で取り返そうとする二人の男子生徒。 このぬいぐるみにはどのような謎があるのか・・・?

毎度のごとくネタバレを含む感想です。

ここ数回、ホームズの可愛らしい面が強調されていましたが、 今回はホームズが推理にしか興味がなく、人間には興味がない「冷たい」面が表現され、 そうだ、ホームズはこういう子だったんだと思わずギクっとしました。

気を許していたら不意を突かれてやられてしまった感じ。

「青いシロクマ」のぬいぐるみが次々と持ち主を変えていった過程を たどっていくストーリーは見ごたえがありました。

そしてついに、学園の女番長イザドラ・クラインが「青いシロクマ」を持って 221Bの部屋の前でうずくまっていたことから始まったことがわかり・・・。

イザドラとホームズの対決。

そして、イザドラに襲いかかられたホームズを本気で守ろうとするワトソン。
イザドラの女心を傷つけたホームズを本気でたしなめるワトソン。

20分の番組とは思えない、ドラマチックな内容でした。

ラストのイザドラの部屋に貼られていたホームズとワトソンの写真。 ホームズのところにバッテンが書かれていたことは、今後何かの事件につながるのでしょうか。

残り3回、気になります。