三谷幸喜作品と本の虫★あんのよしなしごと

大河ドラマ「真田丸」をはじめ、三谷幸喜さんの作品の感想、芥川賞受賞作品を中心とした本の感想、音楽やハンドメイド関連などをつづったブログです。

三谷版「桜の園」感想

翻案・演出 三谷幸喜 

出演 浅丘ルリ子 市川しんぺー 神野三鈴 大和田美帆 藤井隆 青木さやか

    瀬戸カトリーヌ 高木渉 迫田孝也 阿南健治 藤木孝 江幡高志

森ノ宮ピロティホールにて観劇

以下、ネタバレ注意です。

”チェーホフは「桜の園」を喜劇として書いた”ということで、三谷版は喜劇。

没落していく貴族が、その気高さゆえに没落していく自分たちを止められないさまは、哀しくもあり、どこか滑稽でもある・・・といったところでしょうか。

もしくは、強者と弱者が逆転してしまうことも起きる、ままならぬ世の中(それは現代にも通じる)を「喜劇」としてとらえてみたら、あるいは深刻になりすぎず、状況を俯瞰することができて、次の行動をとれるかもしれない。もしかしたら、三谷さんからのそんな提案・・・?と思うのは、考えすぎですね、はい。

ラネーフスカヤの浅丘ルリ子さんのオーラはすさまじかったです。まさに貴族の気品。

そしてロパーヒンの市川しんぺーさんの熱演が印象に残りました。