あんのよしなしごと

三谷幸喜さんの作品の感想、本の感想、映像作品や音楽の感想などをつづったブログです。

映画・テレビ

「世界は3で出来ている」感想

登場人物は三つ子の兄弟、演じる役者は林遣都さんただ一人。 ドラマ撮影もままならないこのご時世、その名も「ソーシャルディスタンスドラマ」。 脚本は朝ドラ「スカーレット」で記憶に新しい水橋文美江さん。 ある夜Twitterをチェックしていたら「林遣都」…

映画『記憶にございません』感想

脚本と監督:三谷幸喜。観終わった直後に浮かんだ言葉は、爽快感。ハッピー。優しい世界。個人的には、三谷映画の中では一番好きかも。以下、少しネタバレを含むと思われる感想です。

ミュージカル『日本の歴史』感想

作・演出 三谷幸喜 音楽 荻野清子 出演 中井貴一 香取慎吾 新納慎也 川平慈英 シルビア・グラブ 宮澤エマ 秋元才加 WOWOWでの観劇です。 以下、ネタバレ注意です。

『おっさんずラブ』感想 ーその熱量に、ものづくりの心意気を学ぶ

今年(2018年)の春ドラマ『おっさんずラブ』。 このドラマそのものの魅力については様々なところで論じられ語られているので、ちょっと違う観点からこのドラマについて書いてみたいと思います。

三浦 しをん『風が強く吹いている』

陸上未経験者も含めた超弱小陸上部が箱根駅伝を目指す物語。映画版も良かったです。

映画『にがくてあまい』感想

川口春奈さん、林遣都さん主演、2016年公開の映画『にがくてあまい』。 なぜ今、この映画かと言いますと、林遣都さん目当てです。 なぜ今、林遣都さんなのかと言いますと、察しの良い方はお気づきかと思いますが、ドラマ『おっさんずラブ』で描かれた春田と…

「黒井戸殺し」感想

アガサ・クリスティーの『アクロイド殺し』を原作に、三谷幸喜さん脚本のドラマ。2018年4月14日放送。 三谷×クリスティー といえば、『オリエント急行殺人事件』に次ぐ第2弾。野村萬斎さん演じる名探偵ポワロならぬ、勝呂武尊が再びやってきました。

2017年に面白く観たアニメ

2017年は、私にとってアニメ元年でした。 Amazon prime会員になったのを機に、Amazon videoの多くのコンテンツが無料で観られるようになり、『ユーリ!!! on ICE』にはまってしまったのは前述の通り。その後、スマホやタブレットじゃなく大画面で寝転がりなが…

2018年 NHK正月時代劇「風雲児たち~蘭学革命篇~」感想

何人かが集まって一つのものを作り上げる物語は、どうしてこうもグッとくるのでしょう。 オランダの医学書「ターヘル・アナトミア」に出会った前野良沢と杉田玄白が西洋に比べて遅れている日本の医学の進歩のためだという目的のもと、翻訳を決意。 辞書もほ…

「子供の事情」感想

長らく本ブログをほったらかしにしてしまいまいたが、ぼちぼちまた書いていくことにします。 三谷さんの「子供の事情」、チケットを取れなったので、WOWOW観劇しました。 作・演出:三谷幸喜出演:天海祐希 大泉洋 吉田羊 小池栄子 林遣都 青木さやか 小手伸…

「シン・ゴジラ」感想(と、「新世紀エヴァンゲリオン」TVシリーズ感想?)

2016年の話題映画「シン・ゴジラ」をようやく観ました。 ・・・と、その前に、本作の総監督・脚本を手掛けられた庵野秀明さんの「新世紀エヴァンゲリオン」を観てみようと思い立ち、ちょうどTVシリーズが2016年9月から毎週1回 BSプレミアムで放送されたので…

「LA LA LAND」感想

話題の映画、「LA LA LAND」を観てきました。 ミュージカル映画っぽいと聞いていたので、普段映画はあまり観ないのですがミュージカル映画は好きなので期待して行きました。 最初の楽しい音楽&ダンスシーンでもう心をつかまれました。 ストーリーは、女優を…

アニメ『ユーリ!!! on ICE』と、あの大河ドラマの共通点?

世の中にやや遅れをとった感がありますが、『ユーリ!!! on ICE』を観ました。 『ユーリ!!! on ICE』とは・・・ 23歳のフィギュアスケーター勝生勇利が、初出場のグランプリファイナルで最下位と惨敗、引退すら考えながら傷心のまま帰国。世界トップスケータ…

大河ドラマ「おんな城主 直虎」第1回を見ました

「おんな城主 直虎」第1回を見ました。 戦国時代の井伊家の物語、というと、昨年の大河ドラマ「真田丸」第45回「完封」の回で、出来上がった真田丸の上で信繁と高梨内記が二人、敵陣の様子を眺めながらの会話: 内記「あちらにも赤備えがおりますぞ」信繁「…

大河ドラマ『真田丸』感想まとめ

三谷幸喜さん脚本の2016年のNHK大河ドラマ『真田丸』の感想まとめです。第1話から第50話まで全話の感想のリンク集です。

『真田丸』の出演者と三谷作品

何気なく、NHKの真田丸サイトで登場人物を眺めていたら、本当に多くの役者さんが他の三谷作品にも出演されているなと気づきました。 公式サイト: 登場人物 人物相関図 第1回~ 真田家|NHK大河ドラマ『真田丸』 例えば、真田家では・・・ 真田信繁の堺雅人…

【感想】「ギャラクシー街道」

【あらすじ】 西暦2265年、宇宙の居住空間「うず潮」と地球を結ぶルート、通称「ギャラクシー街道」の通り道にあるハンバーガーショップ。この店には、地球人だけでなく、様々な宇宙人が立ち寄り、それぞれの時間を過ごしている・・・ ”SF好き”の方は、思わ…

ドラマ「オリエント急行殺人事件」 感想

原作 アガサ・クリスティー脚本 三谷幸喜 2015年1月11日、12日にフジテレビで放送された2夜連続のドラマです。 下関から東京に向かう特急「東洋」の車内で起きた殺人事件を、ちょうど乗り合わせた名探偵・勝呂が推理によって解決する。 原作を読んだことがな…

舞台出身ならでは!三谷幸喜監督の映画おすすめ3作品

三谷幸喜さんが監督した映画作品の中からおすすめの3作品を紹介。舞台脚本家ならではの手法が多く取り入れられているように思います。ザ・マジックアワー、清須会議、ラヂオの時間。

シャーロック・ホームズ 「ボヘミアの醜聞」 三谷版人形劇とグラナダTV版の比較

三谷幸喜版の人形劇「シャーロック・ホームズ」については、以前三谷幸喜×学園ミステリー『シャーロック・ホームズ』 3話を見て のエントリで触れた際に、原作を知っていたらもっと楽しめるのでは・・・と書きました。 そこで、(原作そのものじゃないけれど)…

三谷幸喜×学園ミステリー『シャーロック・ホームズ』 3話を見て

三谷幸喜×学園ミステリー『シャーロック・ホームズ』とは・・・ 三谷幸喜が自ら愛してやまないイギリスの古典、『シャーロック・ホームズ』を、痛快ミステリー学園ドラマとして斬新に脚本化。物語を通して、少年ホームズとワトソンの友情と成長の軌跡を描き…

「大空港2013」感想

脚本・演出 三谷幸喜出演 竹内結子 生瀬勝久 戸田恵梨香 池松壮亮 梶原善 青木さやか 石橋杏奈 綾田俊樹 甲本雅裕 神野三鈴 オダギリジョー 香川照之 WOWOW放送 「Short Cut」につづく、完全1シーン1カットのドラマ。 【あらすじ】飛行機が天候不良によ…

「英国王のスピーチ」

見てきました。 上品な映画でした。とても。 優しさと、友情と、愛情にあふれる成長物語。 コンプレックスに悩む英国王を、きっと観客も心から応援しながら観ていたことでしょう。

「ソーシャルネットワーク」

見てきました。以下、ネタバレ注意です。 IT起業を題材とした人間関係の話。facebookをベースにしてるのが効いていたように思います。 自分は認められて当然という気持ち、劣等感、自己顕示欲、それらのあまり他人をないがしろにし、ひたすら大きくなること…

「マザーウォーター」

先日、気になっていた映画「マザーウォーター」観てきました(ようやく・・・)。 ゆったりした時間の流れが心地よく、映画館からでたあとの風景も違って見えました。 こんな穏やかな気持ちで生活できたらいいだろうなあ。。。 ハツミがセツコとタカコのこと…

「のだめ」と「ポニョ」を観ました

最近何かと忙しく、じっくり本を読んだり何かをする時間が取れずに更新も滞っております・・・。 そんななか、先日TVで放映された「崖の上のポニョ」と、観ておきたかった「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」を観ました。(以下、ネタバレあるかもしれませ…

新・三銃士 第20回 ~三谷さんのサービス精神

NHK連続人形活劇「新・三銃士」も先週金曜放送の第20話でちょうど半分が終了。 第20話「波乱の舞踏会」は、アンヌ王妃の首飾りは結局見つからぬまま始まってしまった舞踏会で、登場人物が勢ぞろいで首飾りをめぐる攻防を繰り広げました。 舞踏会のセットの華…

表現するということ

8/17放送の「爆笑問題のニッポンの教養」は、『表現力!爆笑問題×東京藝術大学』というスペシャル。以前にも、東京藝大の宮田学長の回があり、とても面白かったので、今回も楽しみでした。 爆笑問題は「漫才」、藝大の人々は「芸術(音楽や美術など)」とい…

爆笑問題のニッポンの教養

NHK総合 毎週火曜 夜11:00-11:30 に放送されている「爆笑問題のニッポンの教養」。大学教授をはじめとする、学問の最前線の専門家と、爆笑問題の二人の対談(トークバトル)番組。昨年秋ころから毎週見ています。 全然知らなかったし興味もなかった分野を研…

やさいのようせい N.Y.SALAD

今お気に入りのアニメです。NHK教育で月~金の朝7:40から放送されています。 愛らしい野菜の妖精のキャラクターたちの日常が、水彩画のような絵と、穏やかで温かい原田知世さんのナレーションで表現されます。とにかく愛らしくて、ずうっと眺めていたい気分…