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三谷幸喜作品と本の虫★あんのよしなしごと

大河ドラマ「真田丸」をはじめ、三谷幸喜さんの作品の感想、芥川賞受賞作品を中心とした本の感想、音楽やハンドメイド関連などをつづったブログです。

「抜目のない未亡人」感想

原作:カルロ・ゴルドーニ 上演台本・演出:三谷幸喜
出演:大竹しのぶ 岡本健一 木村佳乃 中川晃教 高橋克実 八嶋智人 峯村リエ 遠山俊也 春海四方 浅野和之 小野武彦 段田安則

楽士たち 坂本弘道 園田容子 佐々木憲

新国立劇場にて観劇

【あらすじ】
結婚のため引退をしていた、元大女優・ロザーウラ。
未亡人となったことをきっかけに女優に復帰しようと、国際映画祭が行われているヴェネチアにやってきた。
ロザーウラ復帰の噂を聞きつけた4人の映画監督たちが、復帰作を撮らせて欲しいと彼女が滞在しているホテル・アマンテスにやってきて、彼女の恋人の座とともに復帰作の栄光をつかもうと熱烈アプローチしてきて・・・

ストーリーはシンプル。
4人の映画監督たちが四人四様にロザーウラの気を引こうと次々にやってくる。
笑いのネタがちりばめられて、あっという間の2時間弱。
加えて登場人物が多く、舞台上も華やか。
終盤の、大竹しのぶさんの七変化は圧巻。

以下、ネタバレを含みますのでご注意を。

 

まずは主役のロザーウラを演じる大竹しのぶさん。
過去の人と思われてしまっている大女優の面目躍如、4役を演じ分けて映画監督たちをギャフンと言わせる場面がありますが、それぞれ全く違う人に見えてすごい!

また、舞台の進行役を担うホテル従業員=八嶋智人さん、となるとピンとくるのが『バッド・ニュース☆グッド・タイミング』。
本作も『バッド・ニュース~』も、いわゆる「いい意味で後に何も残らないコメディ」である共通点があることから、三谷さんには八嶋さんがこういう役柄にはピッタリと考えているのかしらと思いました。

映画監督の一人を演じる高橋克実さんは、現実離れした(?)役柄ですが、熱演。

木村佳乃さんを『ただ美しいだけで演技はダメな女優』という役柄に配役する贅沢さ。

小野武彦さん演じるロザーウラの父親のちゃっかり者は、『王様のレストラン』のギャルソンを彷彿とさせて、ニヤリ。

この前の『酒と涙とジキルとハイド』に続き、純粋コメディ続きで、ファンとしては嬉しいです。

 

原作はこちら↓


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