2009年6月19日は、太宰治生誕100周年。6月19日は太宰治の命日でもあります。
今年は生誕100年ということで、最近テレビでも太宰の特集がちらほら見られます。
私にとっての太宰といえば、多くの方々と同じでしょう、青春時代の通り道。精一杯背伸びして自分自身と闘っていた気がする中学生時代に熱中しました。高校生になり熱が冷めた後も、通学途中で玉川上水を横切るたびに、くすぐったい気持ちになりました。
太宰は「人間失格」に代表される暗いイメージがありますが、真面目で明るくて、エンターテイナーでもあると思います。まさに、三谷幸喜の舞台「温水夫妻」でのイメージがぴったりで、舞台を見て嬉しくなったのを覚えています。(「温水夫妻」の感想はこちら)